発熱している時にお酒を飲んでも良いのか迷われることはないでしょうか。
風邪で熱があるけれど少しなら大丈夫だろうと考えたり、飲酒後に発熱したという経験をされたりすることもあるかもしれません。
実際には、発熱時の飲酒は身体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
アルコールと薬の相互作用、脱水の悪化、免疫機能の低下など、多くのリスクが存在します。
発熱時の飲酒が危険な理由と、適切な対処法を理解しておくことが重要とされています。
発熱時の飲酒が危険な理由とは?
発熱時の飲酒が危険な理由は、脱水の悪化、免疫機能の低下、薬との相互作用、肝臓への負担などが挙げられます。
脱水の悪化
発熱時には、発汗や呼吸により通常より多くの水分が失われています。身体は脱水状態になりやすく、十分な水分補給が必要です。
アルコールには強い利尿作用があり、尿の量を増やします。これは、アルコールが抗利尿ホルモンの働きを抑制するためです。発熱により既に水分が失われている状態で、さらにアルコールを摂取すると、脱水が急速に進行します。
脱水が進むと、頭痛、めまい、倦怠感が悪化し、重度の場合は意識障害や臓器障害を起こす可能性があります。発熱時には、アルコールではなく、水分を適切に補給できる飲料を選ぶことが重要です。
免疫機能の低下
アルコールは、免疫システムの機能を低下させることが知られています。白血球の機能が抑制され、病原体と闘う能力が低下します。
発熱は、身体が感染症と闘っているサインです。この時にアルコールを摂取すると、免疫機能がさらに低下し、感染症からの回復が遅れる可能性があります。
また、アルコールは睡眠の質を低下させます。良質な睡眠は免疫機能の維持に重要であるため、飲酒により睡眠が妨げられると、回復がさらに遅れることになります。
薬との相互作用
発熱時には、解熱鎮痛剤や風邪薬、抗生物質などを服用することがあります。これらの薬とアルコールを併用すると、危険な相互作用が起こる可能性があります。
アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)とアルコールの併用は、肝臓に重大なダメージを与える可能性があります。イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬とアルコールの併用は、胃腸障害のリスクを高めます。
抗生物質の中には、アルコールと反応して激しい吐き気、嘔吐、頭痛などを引き起こすものがあります。薬を服用している間は、飲酒を避けることが強く推奨されます。
肝臓への負担
肝臓は、アルコールを分解する重要な臓器です。同時に、薬の代謝も肝臓で行われます。
発熱時に薬を服用している状態でアルコールを摂取すると、肝臓は薬とアルコールの両方を処理しなければならず、過度な負担がかかります。これにより、肝機能が低下したり、薬の効果が適切に発揮されなくなったりする可能性があります。
慢性的な肝疾患がある方や、日常的に飲酒される方では、特にリスクが高くなります。
体温調節機能への影響
アルコールは、血管を拡張させる作用があります。これにより、一時的に体温が上昇することがあります。
発熱している状態でアルコールを摂取すると、さらに体温が上昇し、高熱による身体へのダメージが増す可能性があります。また、血管拡張により発汗が増え、脱水がさらに悪化することもあります。
体温調節機能が乱れることで、適切な治療効果が得られなくなる可能性もあります。
このように、発熱時の飲酒が危険な理由は、脱水の悪化、免疫機能の低下、薬との相互作用、肝臓への負担、体温調節機能への影響など、多岐にわたるとされています。
続いて、発熱時の飲酒による身体への具体的な影響について見ていきましょう。
発熱時の飲酒による身体への具体的な影響
発熱時の飲酒による具体的な影響としては、アルコールの利尿作用による脱水、体温上昇、睡眠の質の低下、胃腸への負担などがあります。
アルコールの利尿作用と脱水
アルコールを摂取すると、尿の量が増えます。これは、アルコールが脳下垂体から分泌される抗利尿ホルモン(バソプレシン)の働きを抑制するためです。
通常、このホルモンは腎臓での水分の再吸収を促進し、尿の量を調節しています。アルコールによりこの機能が低下すると、必要以上に水分が尿として排出されてしまいます。
発熱により既に1時間あたり50〜100ml程度の余分な水分が失われている状態で、さらにアルコールにより尿量が増えると、急速に脱水が進行します。口の渇き、尿の色が濃くなる、めまい、頭痛などの脱水症状が悪化します。
体温上昇のリスク
アルコールは血管を拡張させる作用があり、皮膚の血流が増加します。これにより、顔が赤くなったり、身体が熱く感じたりします。
この血管拡張により、一時的に体温が上昇することがあります。発熱している状態でさらに体温が上がると、39度や40度といった高熱になるリスクがあります。
高熱は、心臓や脳に負担をかけ、けいれんや意識障害のリスクを高めます。特に、小児や高齢者、心疾患のある方では危険です。
睡眠の質の低下
アルコールは、入眠を助ける作用があると思われがちですが、実際には睡眠の質を低下させます。
アルコールを摂取すると、最初は眠りやすくなりますが、夜中に目が覚めやすくなり、深い睡眠(レム睡眠)が減少します。睡眠が浅く、断片的になるため、十分な休養が取れません。
発熱時には、良質な睡眠が回復に不可欠です。免疫機能は、睡眠中に活性化されます。睡眠の質が低下すると、免疫機能が十分に働かず、感染症からの回復が遅れます。
胃腸への負担
アルコールは、胃粘膜を刺激し、胃酸の分泌を増やします。これにより、胃痛、吐き気、嘔吐などの症状が起こることがあります。
発熱時には、食欲が低下していることが多く、胃腸も弱っている状態です。この状態でアルコールを摂取すると、胃腸への負担がさらに増し、症状が悪化する可能性があります。
また、解熱鎮痛剤とアルコールを併用すると、胃粘膜へのダメージが増大し、胃潰瘍や消化管出血のリスクが高まります。
回復の遅れ
これらの悪影響が重なることで、感染症からの回復が遅れます。
脱水により身体の機能が低下し、免疫機能が抑制され、睡眠の質が低下することで、身体が十分に休養できません。また、栄養の吸収も妨げられます。
結果として、発熱が長引いたり、症状が悪化したりする可能性があります。合併症のリスクも高まります。
このように、発熱時の飲酒による具体的な影響としては、脱水の急速な進行、体温上昇、睡眠の質の低下、胃腸への負担により、回復が遅れるとされています。
次に、発熱時の薬とアルコールの併用リスクについて説明いたします。
発熱時の薬とアルコールの併用リスク
発熱時の薬とアルコールの併用は、肝障害、胃腸障害、薬効の減弱など、重篤な副作用を引き起こす可能性があり、非常に危険です。
解熱鎮痛剤との併用の危険性
アセトアミノフェンは、解熱鎮痛剤として広く使用されていますが、アルコールとの併用は肝臓に重大なダメージを与える可能性があります。
アセトアミノフェンとアルコールは、どちらも肝臓で代謝されます。両方を同時に摂取すると、肝臓に過度な負担がかかり、肝細胞が破壊される可能性があります。
特に、日常的に飲酒する方や、大量のアセトアミノフェンを服用している場合、急性肝不全を起こすリスクがあります。急性肝不全は命に関わる重篤な状態です。
イブプロフェンやロキソプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)とアルコールの併用も危険です。両方とも胃粘膜を刺激するため、胃潰瘍や消化管出血のリスクが大幅に高まります。
抗生物質との併用
一部の抗生物質は、アルコールと反応して重篤な副作用を引き起こします。
メトロニダゾールやセフェム系の一部の抗生物質は、アルコールとの併用により、ジスルフィラム様反応と呼ばれる症状を起こすことがあります。激しい吐き気、嘔吐、頭痛、顔面紅潮、動悸、血圧低下などの症状が現れます。
他の抗生物質でも、アルコールにより薬の効果が減弱したり、副作用が増強したりする可能性があります。抗生物質を服用している間は、完全に飲酒を避けることが推奨されます。
咳止め薬・風邪薬との併用
市販の風邪薬や咳止め薬の多くには、複数の成分が配合されています。
抗ヒスタミン薬を含む風邪薬とアルコールを併用すると、眠気や集中力の低下が増強されます。めまいやふらつきも起こりやすくなり、転倒や事故のリスクが高まります。
咳止め薬に含まれるコデインなどの成分とアルコールの併用も、呼吸抑制や過度の鎮静作用のリスクがあります。
風邪薬に解熱鎮痛剤が含まれている場合、前述のような肝障害や胃腸障害のリスクもあります。
重篤な副作用の可能性
薬とアルコールの併用により、以下のような重篤な副作用が起こる可能性があります。
急性肝不全(黄疸、意識障害、出血傾向などを伴う)、消化管出血(黒い便、吐血などが見られる)、急性腎障害、呼吸抑制、重度の低血圧、意識障害などです。
これらの副作用は命に関わる可能性があり、緊急の医療対応が必要です。
アセトアミノフェンと肝障害
アセトアミノフェンによる肝障害は、特に注意が必要です。
通常の用量であっても、アルコールとの併用により肝障害のリスクが高まります。日常的に飲酒する方(1日に3杯以上)では、さらにリスクが高くなります。
アセトアミノフェンは、市販の風邪薬や頭痛薬にも含まれていることが多いため、知らずに複数の薬から摂取している可能性もあります。薬を服用する際は、成分を確認することが重要です。
このように、発熱時の薬とアルコールの併用は、肝障害、胃腸障害、薬効の減弱、重篤な副作用など、非常に危険であり、絶対に避けるべきとされています。
続いて、飲酒後に発熱した場合の原因と対処法について見ていきましょう。
飲酒後に発熱した場合の原因と対処法
飲酒後に発熱した場合、アルコールによる一時的な体温上昇、アルコールアレルギー、または感染症との偶然の一致などが考えられます。
アルコールによる一時的な体温上昇
アルコールを摂取すると、血管が拡張し、皮膚の血流が増加します。これにより、体温が一時的に上昇することがあります。
通常、この体温上昇は0.5〜1度程度であり、数時間で元に戻ります。顔が赤くなる、身体が熱く感じるなどの症状を伴いますが、発熱というほどの高い体温にはなりません。
もし、38度以上の明らかな発熱がある場合は、アルコールによる一時的な体温上昇だけではなく、他の原因を考える必要があります。
アルコールアレルギーの可能性
アルコールまたは酒に含まれる他の成分に対するアレルギー反応により、発熱することがあります。
アルコール不耐症やアジア人に多いアルデヒド脱水素酵素の欠損では、アルコール摂取後に顔面紅潮、頭痛、動悸、吐き気などの症状が現れます。発熱を伴うこともあります。
また、ビールや日本酒などに含まれる他の成分(麦、米、酵母など)に対するアレルギーの可能性もあります。じんま疹、呼吸困難、血圧低下などの症状を伴う場合は、アナフィラキシーの可能性があり、緊急対応が必要です。
感染症との偶然の一致
飲酒後に発熱した場合、飲酒と発熱が偶然重なっただけで、実際には感染症が原因である可能性があります。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの潜伏期にあり、ちょうど飲酒したタイミングで発症したということも考えられます。
この場合、発熱以外にも、咳、のどの痛み、全身の倦怠感、関節痛などの症状を伴うことが多いとされています。
二日酔いとの見分け方
二日酔いでも、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状が現れますが、通常、発熱は伴いません。
二日酔いの症状は、飲酒から数時間後(通常は翌朝)に現れ、水分補給と休養により、半日から1日程度で改善します。発熱を伴う場合や、症状が2日以上続く場合は、二日酔いではなく、他の疾患を考える必要があります。
また、二日酔いでは、飲酒量が多かった、普段より多く飲んだなどの自覚がありますが、感染症では、飲酒量に関係なく発熱します。
受診すべき症状
飲酒後に発熱した場合、以下のような症状がある場合は医療機関を受診することが推奨されます。
38度以上の発熱が続く、呼吸困難や胸痛がある、意識がもうろうとしている、じんま疹や皮膚の腫れがある、嘔吐が止まらない、激しい腹痛があるなどです。
これらの症状は、重篤な感染症、アナフィラキシー、急性膵炎、急性肝炎などの可能性を示唆しており、早急な診断と治療が必要です。
このように、飲酒後に発熱した場合、アルコールによる一時的な体温上昇、アルコールアレルギー、感染症との偶然の一致などが考えられ、症状によっては受診が必要とされています。
次に、発熱が治った後の飲酒再開のタイミングについて説明いたします。
発熱が治った後の飲酒再開のタイミング
発熱が治った後の飲酒再開は、解熱後の経過観察期間を置き、薬を飲み終え、体力が回復してから、少量から始めることが推奨されます。
解熱後の経過観察期間
熱が下がったからといって、すぐに飲酒を再開することは避けるべきです。身体はまだ完全には回復していません。
一般的には、解熱後少なくとも24〜48時間は様子を見ることが推奨されます。再発熱がないか、他の症状(咳、倦怠感など)が改善しているかを確認します。
インフルエンザなどの感染症では、解熱後も数日間はウイルスが体内に残っており、免疫システムが闘い続けています。この期間は、アルコールを避けることが望ましいとされています。
薬を飲み終えるまで待つ
解熱鎮痛剤、抗生物質、その他の薬を服用している間は、飲酒を完全に避けることが重要です。
抗生物質は、処方された日数分をすべて飲み切ることが大切です。途中で症状が良くなっても、医師の指示通りに最後まで服用を続ける必要があります。
最後の薬を服用してから、少なくとも24時間(薬によっては48〜72時間)は飲酒を避けることが推奨されます。薬が完全に体内から排出されるまでの時間を考慮する必要があります。
体力回復を確認する
発熱により、身体は大きなエネルギーを消費し、体力が低下しています。飲酒を再開する前に、体力が十分に回復しているかを確認することが大切です。
食欲が戻っている、通常の活動ができる、倦怠感がない、睡眠が十分に取れているなどが、体力回復のサインです。
特に、高熱(39度以上)が数日間続いた場合や、入院治療を受けた場合は、体力の回復に時間がかかるため、より長い期間アルコールを避けることが推奨されます。
適切な再開時期の目安
感染症の種類や重症度により異なりますが、一般的な目安としては以下の通りです。
軽い風邪の場合、解熱後2〜3日、すべての症状が改善してから飲酒再開を検討できます。インフルエンザの場合、解熱後5〜7日、完全に体力が回復してからが望ましいとされています。
抗生物質を服用した場合、最後の服用から24〜72時間(薬の種類による)経過後が目安です。肺炎など重症の感染症の場合、医師に相談してから飲酒を再開することが推奨されます。
少量から始める注意点
飲酒を再開する際は、いきなり大量に飲むのではなく、少量から始めることが大切です。
病後の身体は、アルコールに対する耐性が低下していることがあります。普段と同じ量を飲んでも、酔いが回りやすかったり、二日酔いになりやすかったりします。
最初は、普段の半分程度の量から始め、身体の反応を確認しながら、徐々に通常の量に戻していくことが推奨されます。
また、飲酒する際は、十分な水分補給を行い、空腹での飲酒は避けることが大切です。
このように、発熱が治った後の飲酒再開は、解熱後の経過観察期間を置き、薬を完全に飲み終え、体力が回復してから、少量から始めることが推奨されるとされています。
最後に、発熱時の適切な水分補給方法について説明いたします。
発熱時の適切な水分補給方法
発熱時の適切な水分補給方法としては、経口補水液やスポーツドリンク、水や麦茶などを選び、アルコールやカフェインの多い飲料は避けることが重要です。
アルコール以外の推奨飲料
発熱時には、アルコール以外の適切な飲料を選ぶことが大切です。
水は、最も基本的な水分補給の飲料です。常温または少し冷たい程度が飲みやすいとされています。麦茶は、カフェインを含まず、ミネラルも補給できるため適しています。
経口補水液は、水分と電解質(ナトリウム、カリウムなど)をバランス良く補給できるため、発熱時に最も推奨される飲料です。スポーツドリンクも、電解質を含みますが、糖分が多いため、水で薄めて飲むこともできます。
経口補水液の重要性
経口補水液は、WHOが推奨する脱水予防・治療のための飲料です。発熱時の水分補給に最適とされています。
経口補水液には、水分、塩分(ナトリウム)、糖分が適切な比率で配合されています。この組み合わせにより、腸管での水分吸収が最大化されます。
市販の経口補水液(OS-1など)を利用するか、自宅で簡単に作ることもできます。水1リットルに対して、塩3g(小さじ1/2)と砂糖40g(大さじ4と1/2)を溶かすことで、簡易的な経口補水液が作れます。
避けるべき飲料
発熱時には、以下のような飲料は避けるべきです。
アルコール飲料は、前述の通り、脱水を悪化させ、免疫機能を低下させるため、絶対に避けるべきです。コーヒーや濃い緑茶、紅茶など、カフェインを多く含む飲料も、利尿作用があるため、大量摂取は避けることが推奨されます。
炭酸飲料や果汁100%ジュースは、糖分が多いため、大量に飲むと胃腸に負担をかけることがあります。適量であれば問題ありませんが、水分補給の主体とすることは避けるべきです。
水分補給の頻度と量
発熱時には、こまめな水分補給が重要です。喉が渇く前に、定期的に飲むことが推奨されます。
1時間にコップ1杯(200ml)程度を目安にします。高熱(39度以上)の場合や、発汗が多い場合は、1時間にコップ1〜2杯(200〜400ml)を目安にします。
少量ずつ頻繁に飲む方が、一度に大量に飲むよりも吸収されやすく、胃腸への負担も少ないとされています。
水分が十分に取れているかの目安は、尿の色と量です。尿の色が薄い黄色で、4〜6時間ごとに排尿があれば、水分が十分に取れていると判断できます。
カフェインへの注意
カフェインには利尿作用がありますが、適量であれば問題ありません。
1日にコーヒー1〜2杯程度であれば、脱水のリスクは低いとされています。ただし、カフェインの多い飲料ばかりを飲むのではなく、水や麦茶、経口補水液などと組み合わせることが大切です。
また、カフェインは睡眠の質を低下させる可能性があるため、夕方以降の摂取は避けることが推奨されます。発熱時には、良質な睡眠が回復に重要です。
このように、発熱時の適切な水分補給方法としては、経口補水液やスポーツドリンク、水や麦茶などを選び、アルコールやカフェインの多い飲料は避け、こまめに水分補給することが重要とされています。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療に代わるものではありません。症状や治療に関するご相談は、医療機関にご相談ください。
監修医師

略歴
| 2014年10月 | 神戸大学博士課程入学 |
| 2019年3月 | 博士課程卒業医師免許取得 |
| 2019年4月 | 赤穂市民病院 |
| 2021年4月 | 亀田総合病院 |
| 2022年1月 | 新宿アイランド内科クリニック院長 |
| 2023年2月 | いずみホームケアクリニック |




