発熱で腰が痛いのはなぜ?原因疾患と受診すべき症状について

発熱

熱があって腰が痛いという症状に悩まされたことはないでしょうか。

発熱と腰の痛みが同時に起こる場合、腎盂腎炎などの泌尿器系の感染症が隠れている可能性があります。

インフルエンザのような全身感染症の筋肉痛という場合もあれば、腰椎の感染症という重篤な疾患の場合もあります。

排尿時の痛みや血尿を伴うかどうか、痛みの部位や強さなどが、原因を見分ける重要な手がかりとなります。

発熱で腰が痛い時の原因疾患と、どのような場合に医療機関を受診すべきかを理解しておくことが大切とされています。

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発熱と腰の痛みが同時に起こる主な原因は?

発熱と腰の痛みが同時に起こる主な原因は、腎盂腎炎、インフルエンザなど感染症の筋肉痛、腰椎の感染症、前立腺炎などです。

腎盂腎炎の可能性

腎盂腎炎は、発熱と腰の痛みを引き起こす最も重要な原因の一つです。

腎臓とその集尿部である腎盂に細菌感染が起こる疾患で、38度以上の発熱、背中から腰にかけての痛み、排尿時痛、頻尿、悪寒などの症状を伴います。

腎盂腎炎は、早期の抗生物質治療が必要です。治療が遅れると、敗血症や腎機能障害を起こす可能性があります。特に、糖尿病のある方や妊婦では重症化しやすいとされています。

インフルエンザなど感染症の筋肉痛

インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの全身性感染症では、全身の筋肉痛や関節痛が強く現れます。

腰の筋肉も痛むことがあり、腰全体が重だるく感じたり、動かすと痛みが増したりします。これは、免疫反応により産生されるサイトカインという物質が筋肉痛を引き起こすためです。

インフルエンザでは、39度以上の高熱、強い倦怠感、頭痛、関節痛などを伴います。腰の痛みは筋肉痛によるもので、腎盂腎炎のような局所的な痛みとは異なります。

腰椎の感染症

腰椎(腰の骨)に感染が起こると、発熱と激しい腰痛が生じます。

化膿性脊椎炎や椎間板炎では、細菌が腰椎や椎間板に感染し、炎症を起こします。動けないほどの激しい腰痛、発熱、背中を叩くと痛い(叩打痛)などの症状があります。

腰椎の感染症は、糖尿病、免疫不全、透析患者などで起こりやすいとされています。早期の診断と治療が重要です。

前立腺炎

男性では、前立腺炎により発熱と腰痛が起こることがあります。

急性前立腺炎では、38度以上の発熱、下腹部や会陰部(肛門と陰嚢の間)の痛み、腰痛、排尿時痛、頻尿、残尿感などの症状を伴います。

前立腺炎も抗生物質による治療が必要です。治療しないと、前立腺膿瘍や敗血症を起こす可能性があります。

尿路結石

尿路結石に感染を合併すると、発熱と腰痛が起こることがあります。

尿路結石だけでは通常発熱はありませんが、結石により尿の流れが悪くなり、細菌感染を起こすと発熱します。激しい側腹部痛や腰痛(疝痛発作)、血尿、吐き気、嘔吐などを伴います。

結石と感染の合併は、緊急性が高く、尿路の閉塞を解除し、抗生物質による治療が必要です。

その他の原因

その他の原因として、女性では骨盤内炎症性疾患(子宮内膜炎、卵管炎など)、男性女性共通では虫垂炎や腹部臓器の疾患、帯状疱疹、筋肉や骨の問題などが考えられます。

帯状疱疹では、痛みが先行し、数日後に帯状の発疹が現れます。腰の片側に沿って痛みが出ることがあります。

このように、発熱と腰の痛みが同時に起こる主な原因は、腎盂腎炎、インフルエンザなど感染症の筋肉痛、腰椎の感染症、前立腺炎、尿路結石などであり、原因の見分けが重要とされています。

続いて、腎盂腎炎による発熱と腰痛について見ていきましょう。

腎盂腎炎による発熱と腰痛

腎盂腎炎による発熱と腰痛は、背中から腰にかけての痛みと排尿時の症状を伴い、早期の抗生物質治療が必要です。

腎盂腎炎とは

腎盂腎炎は、腎臓とその集尿部である腎盂に細菌感染が起こる疾患です。

多くの場合、膀胱炎から細菌が尿管を逆行して腎臓に達することで起こります。大腸菌が原因となることが最も多いとされています。

女性に多い疾患ですが、男性でも前立腺肥大などがある場合に起こりやすくなります。また、糖尿病、尿路結石、妊娠などは腎盂腎炎のリスク因子です。

特徴的な症状

腎盂腎炎の特徴的な症状は、38度以上の発熱(多くは39度以上)、背中から腰にかけての痛み(片側または両側)、悪寒や震え、吐き気や嘔吐などです。

腰の痛みは、背中の肋骨の下あたりから腰にかけて感じます。腎臓の位置する背中側が痛むのが特徴です。腰を叩くと痛みが響く(叩打痛)ことがあります。

痛みは持続的で、鈍い痛みから激しい痛みまで様々です。動くと痛みが増すこともあります。

排尿時の症状

腎盂腎炎では、膀胱炎の症状も同時に現れることが多いとされています。

排尿時痛(おしっこをする時にしみる、痛い)、頻尿(トイレが近い)、残尿感(排尿後もすっきりしない)、尿の濁りや悪臭、血尿(尿に血が混じる)などの症状です。

ただし、膀胱炎の症状が先行し、数日後に発熱と腰痛が出現することもあります。膀胱炎が悪化して腎盂腎炎になったと考えられます。

片側か両側か

腎盂腎炎は、片側の腎臓だけに起こることもあれば、両側に起こることもあります。

片側の腎盂腎炎では、痛む側の背中から腰にかけて痛みがあります。右側か左側か、どちらが痛むかを確認することが診断の手がかりになります。

両側の腎盂腎炎では、より重症であることが多く、両側の腰が痛みます。

重症化のリスク

腎盂腎炎は、適切に治療しないと重症化する可能性があります。

敗血症(細菌が血液中に入り込んで全身に広がった状態)を起こすと、血圧低下、意識障害、多臓器不全などの重篤な状態になります。命に関わることもあります。

腎膿瘍(腎臓に膿がたまる)、腎周囲膿瘍なども起こる可能性があります。慢性化すると、腎機能が低下することもあります。

抗生物質治療の必要性

腎盂腎炎は、抗生物質による治療が必須です。

軽症であれば外来での経口抗生物質治療が可能ですが、重症の場合は入院して点滴での抗生物質投与が必要になります。治療期間は、通常10〜14日間程度です。

抗生物質を開始すると、24〜48時間以内に熱が下がり始めることが多いとされています。ただし、症状が改善しても、処方された日数分をすべて服用することが重要です。

このように、腎盂腎炎による発熱と腰痛は、背中から腰にかけての痛みと排尿時痛・頻尿などの症状を伴い、早期の抗生物質治療が必要で、重症化のリスクがあるとされています。

次に、インフルエンザなど感染症による腰痛について説明いたします。

インフルエンザなど感染症による腰痛

インフルエンザなど感染症による腰痛は、全身の筋肉痛の一部であり、高熱と強い倦怠感を伴うことが特徴です。

全身の筋肉痛・関節痛

インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの全身性感染症では、サイトカインという炎症物質が産生され、全身の筋肉痛や関節痛を引き起こします。

腰の筋肉も例外ではなく、痛みやこわばりを感じることがあります。ただし、腰だけでなく、背中、太もも、ふくらはぎ、肩、腕など、全身の筋肉が痛むことが特徴です。

関節痛も伴うことが多く、膝、足首、手首、肘などの関節が痛みます。

腰の筋肉痛の特徴

感染症による腰の筋肉痛には、いくつかの特徴があります。

腰全体が重だるく感じる、鈍い痛みが持続する、動かすと痛みが増す、安静時にも痛みがある、押したり叩いたりしても特定の場所に強い痛みはない(腎盂腎炎の叩打痛とは異なる)などです。

腰だけでなく、他の部位の筋肉も同時に痛むため、「身体中が痛い」と表現されることが多いとされています。

インフルエンザの症状

インフルエンザの典型的な症状は、38度以上、多くは39度以上の高熱(急激に発症する)、全身の筋肉痛・関節痛、強い倦怠感、頭痛、咳、のどの痛みなどです。

筋肉痛は、発熱のピーク時に最も強く、解熱と共に徐々に改善していきます。通常、3〜5日で症状が軽快し始めます。

インフルエンザの筋肉痛は、排尿時の症状や血尿を伴わないことが、腎盂腎炎との大きな違いです。

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルス感染症でも、筋肉痛や関節痛が現れることがあります。

発熱、咳、のどの痛み、倦怠感、筋肉痛、関節痛、味覚・嗅覚障害などの症状があります。オミクロン株以降は、のどの痛みが強く出ることが多いとされています。

筋肉痛や関節痛の程度は、インフルエンザほど強くないことが多いですが、個人差があります。

他の風邪症状との違い

通常の風邪(かぜ症候群)でも、軽度の筋肉痛や関節痛を伴うことがありますが、インフルエンザほど強くはありません。

風邪では、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳などの上気道症状が中心で、発熱は37〜38度程度の微熱が多いとされています。筋肉痛があっても軽度です。

インフルエンザでは、筋肉痛・関節痛が非常に強く、「歩くのも辛い」「身体中が痛い」と表現されるほどです。

対処法

感染症による筋肉痛への対処法は、十分な休養、水分補給、解熱鎮痛剤の使用などです。

アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンなどの解熱鎮痛剤は、発熱を下げるだけでなく、筋肉痛や関節痛も和らげます。ただし、インフルエンザが疑われる場合は、アスピリンやジクロフェナクは避けるべきです。

温かいお風呂やシャワーで筋肉を温めることも、痛みを和らげる効果があります。ただし、高熱がある場合や体調が悪い場合は、無理に入浴せず、タオルで拭く程度にとどめることが安全です。

このように、インフルエンザなど感染症による腰痛は、全身の筋肉痛の一部であり、高熱と強い倦怠感を伴い、排尿症状を伴わないことが腎盂腎炎との違いとされています。

続いて、腰椎の感染症による発熱と腰痛について見ていきましょう。

腰椎の感染症による発熱と腰痛

腰椎の感染症による発熱と腰痛は、激しい腰痛と動けないほどの痛みが特徴であり、緊急性の高い疾患です。

化膿性脊椎炎

化膿性脊椎炎は、腰椎(背骨)に細菌感染が起こる疾患です。

血流を介して細菌が脊椎に到達する、外傷や手術後の感染、近くの感染巣から波及するなどの経路で発症します。糖尿病、透析患者、免疫不全のある方、高齢者などで起こりやすいとされています。

発熱(38度以上)、激しい腰痛、背中を叩くと響くような痛み(叩打痛)、腰を動かせない、じっとしていても痛いなどの症状があります。

椎間板炎

椎間板炎は、椎間板(背骨と背骨の間のクッション)に感染が起こる疾患です。

化膿性脊椎炎と同様の症状を呈し、激しい腰痛と発熱が特徴です。MRIなどの画像検査により診断されます。

小児でも起こることがあり、歩きたがらない、腰を曲げられないなどの症状が見られます。

激しい腰痛の特徴

腰椎の感染症による腰痛は、非常に激しいことが特徴です。

じっとしていても激しく痛む、少しでも動くと激痛が走る、寝返りも打てない、立ち上がれない、歩けないなどの症状です。

痛みは持続的で、安静にしても改善しません。一般的な腰痛や筋肉痛とは明らかに異なる強さです。

動けないほどの痛み

腰椎の感染症では、痛みのために日常生活が著しく制限されます。

ベッドから起き上がれない、トイレに行けない、食事も取れないほどの痛みであることがあります。家族が救急車を呼ぶことも少なくありません。

このような激しい痛みは、腰椎の感染症の重要なサインです。

神経症状を伴う場合

腰椎の感染が進行すると、脊髄や神経根を圧迫し、神経症状を引き起こすことがあります。

足のしびれ、足の筋力低下、歩行障害、膀胱直腸障害(尿や便が出にくい、我慢できないなど)などの症状です。

これらの神経症状がある場合は、非常に緊急性が高く、速やかな手術が必要になることもあります。麻痺が進行すると、元に戻らない可能性があります。

緊急性の高さ

腰椎の感染症は、緊急性の高い疾患です。

早期の診断と治療が重要で、抗生物質の点滴投与が必要です。治療期間は、数週間から数ヶ月に及ぶことがあります。

膿瘍(膿のたまり)が形成されている場合や、神経症状がある場合は、手術が必要になることもあります。治療が遅れると、敗血症、脊髄損傷、慢性的な痛みなどの後遺症を残す可能性があります。

このように、腰椎の感染症による発熱と腰痛は、動けないほどの激しい腰痛が特徴であり、神経症状を伴う場合もあり、緊急性が非常に高い疾患とされています。

次に、その他の原因疾患について説明いたします。

その他の原因疾患

発熱と腰の痛みを引き起こすその他の原因として、前立腺炎、尿路結石と感染の合併、婦人科疾患、腹部臓器の疾患などがあります。

前立腺炎

前立腺炎は、男性特有の疾患で、前立腺に炎症が起こります。

急性前立腺炎では、38度以上の発熱、下腹部や会陰部(肛門と陰嚢の間)の痛み、腰痛や仙骨部(お尻の上部)の痛み、排尿時痛、頻尿、残尿感、排尿困難などの症状を伴います。

前立腺炎も細菌感染による場合は、抗生物質による治療が必要です。治療しないと、前立腺膿瘍や敗血症を起こす可能性があります。

尿路結石と感染の合併

尿路結石に細菌感染を合併すると、発熱と腰痛が起こります。

尿路結石だけでは通常発熱はありませんが、結石により尿の流れが悪くなると、尿が停滞して細菌が繁殖しやすくなります。発熱、激しい側腹部痛や腰痛(疝痛発作)、血尿、吐き気、嘔吐などを伴います。

結石と感染の合併は、尿路閉塞性腎盂腎炎と呼ばれ、緊急性が高い状態です。結石を除去するか、尿路の閉塞を解除し、抗生物質による治療が必要です。

婦人科疾患

女性では、婦人科疾患により発熱と腰痛が起こることがあります。

骨盤内炎症性疾患(PID)は、子宮内膜炎、卵管炎、卵巣炎などの総称で、細菌感染により起こります。発熱、下腹部痛、腰痛、不正性器出血、おりものの増加などの症状を伴います。

子宮内膜症や卵巣嚢腫の破裂、卵巣腫瘍の捻転なども、発熱と腰痛を引き起こすことがあります。

腹部臓器の疾患

腹部の臓器の疾患でも、発熱と腰痛が起こることがあります。

虫垂炎(盲腸)では、発熱、右下腹部痛が典型的ですが、腰痛を伴うこともあります。胆嚢炎、膵炎、憩室炎なども、発熱と腹痛、腰痛を引き起こすことがあります。

腹部大動脈瘤の破裂は、激しい腰痛や腹痛、血圧低下などを伴う緊急事態です。高齢者、動脈硬化のある方では注意が必要です。

帯状疱疹

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化により起こります。

初期には、痛みだけが先行し、数日後に帯状の発疹が現れます。腰の片側に沿って痛みが出ることがあり、発熱を伴うこともあります。

ピリピリ、チクチクするような神経痛が特徴で、発疹が出る前は診断が難しいことがあります。

筋肉や骨の問題

筋肉や骨の問題でも、腰痛が起こりますが、通常は発熱を伴いません。

ただし、外傷後の感染、腰椎圧迫骨折後の感染、手術後の感染などでは、発熱と腰痛を伴うことがあります。

また、骨腫瘍(良性または悪性)でも、腰痛と微熱を伴うことがあります。原因不明の腰痛が長期間続く場合は、詳しい検査が必要です。

このように、発熱と腰の痛みを引き起こすその他の原因として、前立腺炎、尿路結石と感染の合併、婦人科疾患、腹部臓器の疾患、帯状疱疹などがあるとされています。

最後に、発熱と腰痛で医療機関を受診すべきタイミングについて説明いたします。

発熱と腰痛で医療機関を受診すべきタイミング

発熱と腰痛で医療機関を受診すべきなのは、排尿時痛や血尿を伴う場合、動けないほどの激痛がある場合、高熱が続く場合などです。

すぐに受診が必要な症状

以下のような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診する、または救急車を呼ぶことが推奨されます。

動けないほどの激しい腰痛、足のしびれや麻痺、膀胱直腸障害(尿や便が出ない、我慢できない)、意識障害、血圧低下やショック状態などです。

これらは、腰椎の感染症、腹部大動脈瘤の破裂、敗血症などの重篤な疾患の可能性を示唆しており、緊急の対応が必要です。

排尿時痛や血尿を伴う場合

発熱と腰痛に加えて、排尿時痛、頻尿、残尿感、血尿などの症状がある場合は、腎盂腎炎の可能性が高いとされています。

これらの症状がある場合は、早めに医療機関を受診することが推奨されます。特に、38.5度以上の高熱がある場合や、悪寒や震えを伴う場合は、速やかな受診が必要です。

腎盂腎炎は、早期の抗生物質治療により、重症化を防ぐことができます。

動けないほどの激痛

腰の痛みが非常に激しく、動けない、寝返りも打てない、少しでも動くと激痛が走るなどの場合は、腰椎の感染症や他の重篤な疾患の可能性があります。

このような激痛は、一般的な筋肉痛や腰痛とは明らかに異なります。速やかに医療機関を受診する、または救急車を呼ぶことが推奨されます。

高熱が続く

38.5度以上の高熱が続く場合、または発熱と腰痛が3日以上続く場合は、医療機関への受診が推奨されます。

重症感染症、細菌感染症などの可能性があり、抗生物質による治療が必要かもしれません。自然に治るだろうと放置すると、重症化する可能性があります。

足のしびれや麻痺

発熱と腰痛に加えて、足のしびれ、足の筋力低下、歩行障害などがある場合は、腰椎の感染症が脊髄や神経根を圧迫している可能性があります。

これらの神経症状は、緊急性が非常に高く、速やかな受診と治療が必要です。治療が遅れると、麻痺が永続する可能性があります。

受診時に伝えるべき情報

医療機関を受診する際は、以下の情報を医師に伝えることが重要です。

いつから発熱と腰痛が始まったか、体温の推移(最高何度まで上がったか)、腰痛の部位(背中側か、腰全体か、片側か両側か)、痛みの性質(鈍い痛みか、激痛か)、排尿時の症状の有無(痛み、頻尿、血尿など)、他の症状(吐き気、嘔吐、足のしびれなど)、過去の病歴(糖尿病、尿路結石、前立腺肥大など)、最近の外傷や手術の有無などです。

これらの情報により、医師は原因を推測し、適切な検査と治療を行うことができます。

このように、発熱と腰痛で医療機関を受診すべきなのは、排尿時痛や血尿を伴う場合、動けないほどの激痛がある場合、高熱が続く場合、足のしびれや麻痺がある場合などとされています。


※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療に代わるものではありません。症状や治療に関するご相談は、医療機関にご相談ください。

監修医師

理事長・院長
今村 英利
Imamura Eli

略歴

2014年10月神戸大学博士課程入学
2019年3月博士課程卒業医師免許取得
2019年4月赤穂市民病院
2021年4月亀田総合病院
2022年1月新宿アイランド内科クリニック院長
2023年2月いずみホームケアクリニック