発熱を下げる方法は?解熱剤の使い方と自宅でできる対処法について

発熱

熱が出た時にどのように下げれば良いか迷われることはないでしょうか。

解熱剤を使うべきタイミング、薬を使わずに熱を下げる方法、やってはいけないことなど、正しい知識が必要です。

実は、発熱には免疫機能を助ける役割があり、無理に下げない方が良い場合もあります。

一方で、高熱により体力が消耗している場合や、症状が辛い場合は、適切に熱を下げることが重要です。

発熱を下げる方法と、適切な判断基準を理解しておくことが大切とされています。

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発熱を下げるべきか判断する基準は?

発熱を下げるべきか判断する基準は、38.5度以上で症状が辛い場合が目安であり、発熱の役割と体調を考慮することが重要です。

発熱の役割と意味

発熱は、身体の防御反応の一つであり、免疫システムが働いている証拠です。

体温が上昇すると、免疫細胞の活動が活発になり、ウイルスや細菌の増殖が抑制されます。発熱は、身体が病原体と闘うために必要な反応です。

そのため、発熱自体は悪いことではなく、むしろ回復を助ける役割を果たしています。無理に熱を下げることが、必ずしも良いとは限りません。

無理に下げない方が良い場合

以下のような場合は、無理に熱を下げない方が良いとされています。

37〜38度程度の微熱で、比較的元気がある場合、食欲や水分摂取ができている場合、日常生活に支障がない程度の場合などです。

このような場合は、身体が病原体と闘っている過程であり、解熱剤を使わずに経過を見ることも選択肢の一つです。十分な休養と水分補給が基本となります。

解熱した方が良い場合

以下のような場合は、解熱剤を使用して熱を下げることが推奨されます。

38.5度以上の高熱で症状が辛い場合、頭痛や全身の痛みが強い場合、高熱により眠れない場合、食欲や水分摂取ができない場合、体力が著しく消耗している場合などです。

解熱剤は、熱を下げることで症状を和らげ、体力の消耗を防ぎ、休養を取りやすくする効果があります。

38.5度が一つの目安

一般的に、38.5度が解熱剤使用の一つの目安とされています。

ただし、これは絶対的な基準ではありません。体温の数値だけでなく、全身状態や症状の程度を総合的に判断することが重要です。

38度程度でも症状が非常に辛い場合は、解熱剤を使用することもできます。逆に、39度でも比較的元気で症状が軽い場合は、必ずしも解熱剤を使う必要はありません。

体調や症状との関係

解熱剤を使用するかどうかは、体温の数値だけでなく、体調や症状との関係で判断します。

頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感などの症状が強い場合は、解熱剤により症状が和らぎます。解熱剤には、解熱作用だけでなく、鎮痛作用もあるためです。

高熱により眠れない、食事や水分が取れないという場合も、解熱剤を使用することで状態が改善し、休養や栄養補給ができるようになります。

個人差への配慮

解熱剤使用の判断には、個人差があります。

高齢者、乳幼児、基礎疾患のある方では、高熱による身体への負担が大きいため、早めに解熱剤を使用することが推奨される場合があります。

一方、健康な成人では、ある程度の発熱は身体の防御反応として許容し、症状が辛い時だけ解熱剤を使用するという方針もあります。

このように、発熱を下げるべきか判断する基準は、38.5度以上で症状が辛い場合が目安であり、発熱の免疫機能を助ける役割と体調を総合的に考慮することが重要とされています。

続いて、解熱剤による発熱の下げ方について見ていきましょう。

解熱剤による発熱の下げ方

解熱剤による発熱の下げ方は、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどを適切なタイミングで用法用量を守って使用することが重要です。

解熱剤の種類

市販されている主な解熱剤には、以下のような種類があります。

アセトアミノフェンは、解熱鎮痛作用があり、比較的安全性が高いとされています。胃腸への負担が少なく、子供から大人まで幅広く使用できます。商品名としては、タイレノール、カロナールなどがあります。

イブプロフェンは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一つで、解熱鎮痛作用と抗炎症作用があります。商品名としては、イブ、ブルフェンなどがあります。

ロキソプロフェンも、NSAIDsの一つで、強い解熱鎮痛作用があります。商品名としては、ロキソニンなどがあります。15歳未満は使用できません。

適切な使用タイミング

解熱剤を使用するタイミングは、以下のような場合です。

38.5度以上の発熱があり、症状が辛い場合、頭痛や筋肉痛、関節痛が強い場合、高熱により眠れない場合などです。

寒気や震えがある段階(体温が上昇中)では、解熱剤の効果が出にくいことがあります。寒気が止まり、体温が上がりきってから使用する方が効果的とされています。

用法用量を守る重要性

解熱剤を使用する際は、必ず用法用量を守ることが重要です。

添付文書や外箱に記載されている用量を守ります。成人用と小児用では用量が異なるため、注意が必要です。「早く熱を下げたい」と思っても、用量を増やすことは危険です。

過剰摂取は、肝障害、腎障害、胃腸障害などの副作用を引き起こす可能性があります。特に、アセトアミノフェンの過剰摂取は、重篤な肝障害を起こすことがあります。

効果が現れるまでの時間

解熱剤を服用してから効果が現れるまでには、ある程度の時間がかかります。

通常、30分〜1時間程度で効果が現れ始めます。体温が下がり始め、症状が和らいできます。効果のピークは、服用後1〜2時間程度です。

服用後すぐには効果が現れないため、「効かない」と思ってすぐに追加で服用することは避けるべきです。少なくとも1時間は待ってから判断することが推奨されます。

使用間隔の注意点

解熱剤を再度使用する場合は、適切な間隔を空ける必要があります。

アセトアミノフェンは、4〜6時間以上の間隔を空けます。イブプロフェンは、6〜8時間以上の間隔を空けます。ロキソプロフェンは、6時間以上の間隔を空けます。

1日の使用回数も制限があります。アセトアミノフェンは1日4回まで、イブプロフェンは1日3回までなどです。添付文書を確認することが重要です。

子供と大人の薬の違い

子供と大人では、使用できる解熱剤の種類や用量が異なります。

アセトアミノフェンは、乳幼児から使用できますが、体重や年齢に応じた用量を守る必要があります。イブプロフェンは、生後6ヶ月以上から使用できます。

ロキソプロフェンやアスピリンは、15歳未満では使用できません。特に、アスピリンは、インフルエンザや水痘の際に使用すると、ライ症候群という重篤な疾患を引き起こす可能性があるため、小児には使用しません。

このように、解熱剤による発熱の下げ方は、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどを適切なタイミングで用法用量を守って使用し、使用間隔に注意することが重要とされています。

次に、薬を使わない発熱の下げ方について説明いたします。

薬を使わない発熱の下げ方

薬を使わない発熱の下げ方は、氷枕や冷却シートで効果的な部位を冷やし、適切な水分補給と衣服調整を行うことが重要です。

氷枕や冷却シートの使用

氷枕や冷却シート(冷えピタなど)は、身体を冷やして熱を下げる効果があります。

ただし、これらは局所的に冷やすだけなので、解熱剤ほどの効果はありません。あくまで補助的な方法であり、症状を和らげる効果があります。

氷枕や冷却シートを使用する際は、直接皮膚に当てず、タオルやガーゼで包んで使用することが推奨されます。冷やしすぎると、かえって血管が収縮し、体温が下がりにくくなることがあります。

効果的な冷却部位

身体を冷やす際は、効果的な部位を選ぶことが重要です。

は、最も一般的な冷却部位ですが、実は体温を下げる効果はあまり高くありません。ただし、気持ちが良く、症状を和らげる効果があります。

首の両側脇の下、**鼠径部(太ももの付け根)**は、太い血管が通っている部位で、効果的に体温を下げることができます。これらの部位を冷やすことで、冷やされた血液が全身を巡り、体温が下がります。

これらの部位に、保冷剤をタオルで包んだものや、氷嚢などを当てると効果的です。

適切な水分補給

発熱時には、発汗や呼吸により多くの水分が失われるため、適切な水分補給が非常に重要です。

1時間にコップ1杯(200ml)程度を目安に、こまめに水分を摂取します。一度に大量に飲むよりも、少量ずつ頻繁に飲む方が吸収されやすいとされています。

経口補水液やスポーツドリンクは、水分と共に電解質も補給できるため、特に推奨されます。水や麦茶でも問題ありません。

衣服や寝具の調整

発熱時の衣服や寝具の調整は、体温調節に重要です。

寒気がある段階では、身体を温めるために、適度に衣服を重ねたり、布団をかけたりします。ただし、厚着をしすぎて汗をかきすぎることは避けるべきです。

寒気が止まり、体温が上がりきって身体が熱いと感じる段階では、薄着にします。通気性の良い、吸湿性に優れた衣服(綿などの天然素材)を選びます。

汗をかいたら、こまめに着替えることが大切です。汗で濡れた衣服をそのままにしておくと、身体が冷えて不快になります。

室温・湿度の管理

発熱時の室温と湿度の管理も重要です。

室温は、夏場は26〜28度、冬場は20〜22度程度が適切とされています。寒気がある時は、少し高めに設定することもできます。

湿度は、40〜60%程度が適切です。空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜が乾燥し、症状が悪化する可能性があります。加湿器を使用したり、濡れタオルを室内に干したりすることで、湿度を保ちます。

安静にすることの重要性

発熱時には、十分な安静と休養が最も重要です。

身体は、病原体と闘うために多くのエネルギーを使っています。無理に活動すると、体力が消耗し、回復が遅れる可能性があります。

できるだけ横になって休む、十分な睡眠を取る、ストレスを避けるなどが推奨されます。仕事や学校は、無理をせず休むことが大切です。

このように、薬を使わない発熱の下げ方は、氷枕や冷却シートで首の両側・脇の下・鼠径部を冷やし、適切な水分補給、衣服や寝具の調整、室温管理、安静が重要とされています。

続いて、発熱時にやってはいけないことについて見ていきましょう。

発熱時にやってはいけないこと

発熱時にやってはいけないことは、寒気がある時に冷やす、厚着をして汗をかかせる、アルコールで身体を拭く、高熱時の入浴などです。

寒気がある時に冷やす

寒気や震えがある段階で、身体を冷やすことは避けるべきです。

寒気がある時は、身体が体温を上げようとしている段階です。この時に冷やすと、身体はさらに体温を上げようとして、より高熱になる可能性があります。

寒気がある時は、適度に保温し、寒気が止まってから冷却を始めることが推奨されます。

厚着をして汗をかかせる

昔は「風邪をひいたら厚着をして布団を何枚もかけて汗をかかせる」という方法が良いとされていましたが、現在では推奨されていません。

厚着をして汗をかかせると、脱水が進行し、体力が余計に消耗します。また、汗で濡れた衣服をそのままにしておくと、身体が冷えて不快になります。

適度に保温することは必要ですが、過度の厚着や布団の重ね掛けは避けるべきです。

アルコールで身体を拭く

アルコール(消毒用エタノールなど)で身体を拭いて冷やす方法は、危険であり避けるべきです。

アルコールは揮発性が高く、急速に体温を下げすぎる可能性があります。また、皮膚から吸収されたり、蒸気を吸い込んだりすることで、アルコール中毒を起こす危険があります。

特に、乳幼児では非常に危険です。身体を拭く場合は、ぬるま湯で絞ったタオルを使用することが推奨されます。

入浴

高熱(38.5度以上)がある時や、体調が悪い時の入浴は避けるべきです。

入浴は、思っている以上に体力を消耗します。高熱時に入浴すると、体力がさらに消耗し、症状が悪化したり、湯冷めしたりする可能性があります。

また、めまいや意識消失のリスクもあります。高熱時には、入浴を避け、タオルで身体を拭く程度にとどめることが安全です。

激しい運動

発熱時に激しい運動をすることは避けるべきです。

「汗をかけば治る」と考えて運動する方もいますが、これは体力を消耗させるだけで、回復を遅らせる可能性があります。

発熱時には、安静にして身体を休めることが最も重要です。運動は、完全に回復してから再開することが推奨されます。

脱水状態での放置

発熱時には、脱水になりやすいため、水分補給を怠ることは危険です。

「食欲がないから何も食べない、飲まない」という状態は避けるべきです。食事が取れなくても、水分補給は必ず行うことが重要です。

水分が全く取れない、嘔吐が続く、尿が出ないなどの場合は、点滴が必要になることがあるため、医療機関への受診が推奨されます。

このように、発熱時にやってはいけないことは、寒気がある時に冷やす、厚着をして汗をかかせる、アルコールで身体を拭く、高熱時の入浴、激しい運動、脱水状態での放置などとされています。

次に、子供の発熱を下げる方法と注意点について説明いたします。

子供の発熱を下げる方法と注意点

子供の発熱を下げる方法は、年齢・体重に応じた適切な解熱剤を使用し、冷却方法を工夫し、十分な水分補給を行うことが重要です。

乳幼児の解熱剤使用

乳幼児に解熱剤を使用する際は、特に注意が必要です。

生後3ヶ月未満の乳児が発熱した場合は、解熱剤を使用する前に、必ず医療機関を受診することが推奨されます。この月齢での発熱は、重症感染症の可能性があるためです。

生後3ヶ月以上であれば、アセトアミノフェンを使用できます。ただし、体重や月齢に応じた適切な用量を守ることが重要です。

年齢・体重に応じた用量

小児用解熱剤は、年齢や体重に応じて用量が決まっています。

アセトアミノフェンの場合、体重1kgあたり10〜15mgが1回量の目安です。例えば、体重10kgの子供であれば、1回100〜150mgとなります。

市販の小児用解熱剤には、年齢や体重に応じた用量が記載されているため、それに従います。用量を間違えないよう、注意深く確認することが重要です。

使用できる薬とできない薬

子供に使用できる解熱剤と使用できない解熱剤があります。

使用できる薬は、アセトアミノフェン(生後3ヶ月以上)、イブプロフェン(生後6ヶ月以上)です。

使用できない薬は、アスピリン(15歳未満では使用禁止)、ロキソプロフェン(15歳未満では使用禁止)です。

特に、アスピリンは、インフルエンザや水痘の際に使用すると、ライ症候群という重篤な疾患を引き起こす可能性があるため、小児には絶対に使用しません。

冷却方法の工夫

子供の身体を冷やす際は、嫌がらない方法を工夫することが大切です。

額に冷却シートを貼ることは、多くの子供が比較的受け入れやすい方法です。脇の下や鼠径部を冷やす方が効果的ですが、子供が嫌がる場合は無理強いしないことが大切です。

氷枕を使用する場合は、タオルで包み、頭の下に敷くようにします。冷たすぎると嫌がるため、適度な冷たさに調整します。

水分補給の方法

子供の水分補給は、特に注意深く行う必要があります。

乳幼児では、いつもより頻繁に授乳や水分補給を行います。経口補水液、麦茶、湯冷まし、薄めたスポーツドリンクなどが適しています。

一度に大量に飲ませるのではなく、少量ずつ頻繁に与えることが推奨されます。スプーンで少しずつ与える、ストローやスポイトを使用するなどの工夫もできます。

水分が取れているかの目安は、尿の量と色です。4〜6時間ごとに排尿があり、尿の色が薄い黄色であれば、水分が十分に取れています。

受診すべき症状

子供の発熱で、以下のような症状がある場合は、医療機関を受診することが推奨されます。

生後3ヶ月未満の発熱(37.5度以上)、39度以上の高熱が続く、けいれんを起こした、ぐったりしている、機嫌が非常に悪い、水分が全く取れない、嘔吐や下痢が続く、呼吸が苦しそう、皮膚に紫色の斑点が出るなどです。

また、解熱剤を使用しても熱が下がらない、または一時的に下がってもすぐに高熱になる場合も、受診が推奨されます。

このように、子供の発熱を下げる方法は、年齢・体重に応じた適切な解熱剤(アセトアミノフェンやイブプロフェン)を使用し、冷却方法を工夫し、十分な水分補給を行い、受診すべき症状を見逃さないことが重要とされています。

最後に、発熱が下がらない場合の対応について説明いたします。

発熱が下がらない場合の対応

発熱が下がらない場合は、解熱剤が効かない原因を考え、3日以上続く場合や重症感染症の可能性がある場合は医療機関を受診することが重要です。

解熱剤が効かない原因

解熱剤を使用しても熱が下がらない原因には、いくつかの可能性があります。

感染症が重症である、細菌感染症で抗生物質による治療が必要である、解熱剤の用量が不足している、解熱剤の効果が切れているなどです。

解熱剤は、一時的に熱を下げる効果はありますが、感染症そのものを治すわけではありません。重症の感染症では、解熱剤だけでは十分に熱が下がらないことがあります。

発熱が続く期間の目安

一般的な風邪であれば、発熱は2〜3日で改善することが多いとされています。

インフルエンザでは、発熱は通常3〜5日続きます。抗インフルエンザ薬を使用した場合は、やや早く解熱することがあります。

発熱が3日以上続く場合、または一度下がった後に再び発熱する場合は、細菌感染の合併や他の疾患の可能性があるため、医療機関への受診が推奨されます。

重症感染症の可能性

発熱が下がらない場合、重症感染症の可能性を考慮する必要があります。

肺炎、腎盂腎炎、髄膜炎、敗血症などの重症感染症では、高熱が続き、解熱剤だけでは熱が下がりません。これらの疾患では、抗生物質による治療が必須です。

呼吸困難、意識障害、激しい頭痛、嘔吐、腰痛、排尿時痛など、他の症状を伴う場合は、重症感染症の可能性が高いとされています。

医療機関を受診すべきタイミング

以下のような場合は、医療機関を受診することが推奨されます。

38.5度以上の発熱が3日以上続く、解熱剤を使用しても全く熱が下がらない、一時的に下がってもすぐに高熱になる、39度以上の高熱が続く、他の症状(呼吸困難、意識障害、激しい頭痛、腹痛など)を伴うなどです。

また、水分が全く取れない、尿が出ない、ぐったりしているなどの場合は、速やかに受診することが必要です。

救急受診が必要な症状

以下のような症状がある場合は、夜間や休日でも、救急外来を受診する、または救急車を呼ぶことが推奨されます。

意識障害(呼びかけに反応しない、もうろうとしている)、けいれんが続く、呼吸困難(息が苦しい、唇が紫色)、激しい頭痛と嘔吐、項部硬直(首が硬くて前に曲げられない)、皮膚に紫色の斑点や点状出血などです。

これらは、髄膜炎、敗血症、脳炎などの重篤な疾患の可能性を示唆しており、緊急の対応が必要です。

セカンドオピニオンの検討

発熱が続いているのに原因が特定できない場合や、治療効果が得られない場合は、セカンドオピニオンを検討することも一つの方法です。

別の医療機関や専門医の意見を聞くことで、新たな視点からの診断や治療法が見つかる可能性があります。主治医に相談して、紹介状を書いてもらうことができます。

原因不明の発熱が長期間続く場合は、大学病院などの専門医療機関での精密検査が必要になることもあります。

このように、発熱が下がらない場合は、解熱剤が効かない原因を考え、3日以上続く場合や重症感染症の可能性がある場合は医療機関を受診し、救急受診が必要な症状を見逃さないことが重要とされています。


※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療に代わるものではありません。症状や治療に関するご相談は、医療機関にご相談ください。

監修医師

理事長・院長
今村 英利
Imamura Eli

略歴

2014年10月神戸大学博士課程入学
2019年3月博士課程卒業医師免許取得
2019年4月赤穂市民病院
2021年4月亀田総合病院
2022年1月新宿アイランド内科クリニック院長
2023年2月いずみホームケアクリニック