お酒を飲んだ後にかゆみが強くなったり、肌の調子が変わったりするアトピー体質の方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方は、飲み会の席や日常生活において、飲酒への考え方に悩まれる方も少なくないでしょう。
皮膚の状態とアルコールの関係には個人差があり、同じ量を飲んでも反応は人それぞれ異なるとされています。
アトピーとお酒の関係について正しい知識を持ち、注意すべきポイントを理解することで、ご自身に合った付き合い方を見つけることが期待できます。
アトピー性皮膚炎へのお酒の影響とは?
お酒は血管拡張や体温上昇によりかゆみを増強させ、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる可能性があります。
お酒が症状を悪化させる主な理由
お酒に含まれるアルコールは、アトピー性皮膚炎の症状に複数の経路で影響を与える可能性があるとされています。
最も直接的な影響は、血管拡張作用です。アルコールを摂取すると、血管が拡張し血流が増加します。これにより皮膚の温度が上昇し、かゆみを感じる神経が刺激されやすくなるとされています。アトピー性皮膚炎の方は元々かゆみに敏感な状態にあるため、この影響を強く受ける可能性があります。
体温上昇もかゆみ増強の要因となります。お酒を飲むと体が温まり、体温が上昇します。体温の上昇はかゆみを引き起こす重要な要因の一つとされており、特に就寝前にお酒を飲むと、布団の中で体温がさらに上がり、夜間のかゆみが強くなる場合があります。
アルコールは、ヒスタミンの放出を促進する作用があるとされています。ヒスタミンはアレルギー反応や炎症反応に関与する物質で、かゆみを引き起こす主要な原因の一つです。お酒を飲むことでヒスタミンが増加すると、かゆみや炎症が悪化する可能性があります。
皮膚のバリア機能への影響も指摘されています。アルコールは皮膚の水分保持能力を低下させ、乾燥を促進する可能性があるとされています。アトピー性皮膚炎の方はもともと皮膚のバリア機能が低下しているため、さらなる乾燥は症状の悪化につながる可能性があります。
免疫システムへの影響も考えられます。アルコールは免疫機能に様々な影響を与えることが知られており、炎症反応を増強させる可能性があるとされています。また、お酒を飲むことで睡眠の質が低下し、それが免疫バランスに影響を与える場合もあります。
肝臓への負担も間接的な影響要因です。アルコールの代謝には肝臓が重要な役割を果たしますが、肝機能が低下すると体内の毒素や炎症性物質の処理能力が低下し、皮膚症状に影響を与える可能性があるとされています。
お酒に含まれる他の成分の影響も無視できません。お酒には、アルコール以外にも、糖分、添加物、醸造過程で生じる様々な物質が含まれています。これらの成分が、人によっては刺激やアレルギー反応の原因となる場合があります。
個人差について
お酒がアトピー性皮膚炎の症状に与える影響には、大きな個人差があります。少量のお酒でもすぐにかゆみが強くなる方もいれば、適量であれば特に問題を感じない方もいらっしゃいます。
体質による違いが大きな要因です。アルコールの代謝能力は遺伝的に決まっている部分があり、日本人を含むアジア人には、アルコールの代謝が苦手な体質の方が多いとされています。アルコールの代謝過程で生じるアセトアルデヒドという物質は、血管拡張作用が強く、かゆみを引き起こしやすいとされています。
症状の程度による違いもあります。症状が比較的軽度で安定している方は、お酒による影響を受けにくい傾向がある一方、症状が重度の方や悪化している時期の方は、わずかな刺激でも症状が悪化しやすい状態にあります。
お酒の種類による違いも個人差の一つです。ビール、日本酒、ワイン、焼酎、ウイスキーなど、お酒の種類により含まれる成分が異なります。ある種類のお酒では症状が悪化するが、別の種類では問題ないという方もいらっしゃいます。
飲む量やペースによる違いも重要です。同じ人でも、少量をゆっくり飲む場合と、短時間に大量に飲む場合では、症状への影響が異なる可能性があります。
飲むタイミングや状況による違いもあります。空腹時に飲む場合と食事と一緒に飲む場合、日中に飲む場合と夜に飲む場合など、条件により影響が変わる可能性があるとされています。
お酒は血管拡張や体温上昇、ヒスタミン放出などによりアトピーのかゆみを増強させますが、影響には個人差があります。
お酒が具体的にどのような症状を引き起こすのか、次に詳しく見ていきましょう。
お酒によって起こりやすいアトピー症状の変化
お酒を飲むとかゆみの増強、赤み・ほてり、乾燥の悪化などが起こりやすくなります。
お酒を飲んだ後に現れやすい症状
お酒を飲んだ後に現れやすい症状として、最も一般的なのはかゆみの増強です。お酒を飲んでから数十分から数時間後に、全身または特定の部位にかゆみが強くなることがあります。
特にかゆみが強くなりやすい部位として、首、顔、胸、背中、肘や膝の内側など、もともと症状が出やすい部位が挙げられます。普段は落ち着いている部位でも、お酒を飲んだ後にかゆみを感じる場合があります。
皮膚の赤みやほてりも特徴的な症状です。お酒による血管拡張により、顔や首、胸などが赤くなり、熱を持ったように感じることがあります。この赤みは、アトピー性皮膚炎の炎症とは異なる一時的なものである場合もありますが、炎症を悪化させるきっかけとなる可能性もあるとされています。
乾燥の悪化も起こりやすい症状です。お酒には利尿作用があり、体内の水分が失われやすくなります。また、アルコールの代謝過程でも水分が消費されるため、皮膚の乾燥が進む可能性があります。
掻破行動の増加も問題となります。お酒を飲むことで判断力が低下し、無意識に掻いてしまう行動が増える場合があります。また、アルコールにより感覚が鈍くなり、痛みを感じにくくなるため、強く掻いて皮膚を傷つけてしまうリスクもあります。
湿疹の悪化や新たな湿疹の出現も起こり得ます。お酒により免疫バランスが乱れることで、炎症反応が強くなり、既存の湿疹が悪化したり、新しい湿疹が出現したりする可能性があるとされています。
睡眠の質の低下も間接的な影響として重要です。お酒を飲むと一時的に眠くなりますが、睡眠の質は低下することが知られています。夜中に何度も目が覚めたり、深い睡眠が得られなかったりすることで、皮膚の回復が妨げられ、症状が悪化する可能性があります。
症状が出るまでの時間と持続期間
お酒を飲んでから症状が現れるまでの時間には個人差がありますが、一般的には飲んでから30分から2時間程度で症状が現れることが多いとされています。
即座に症状が出る方もいらっしゃいます。お酒を飲み始めてすぐ、または1杯目を飲み終わる頃には、かゆみや赤みを感じ始める場合があります。これは、アルコールの血管拡張作用が速やかに現れるためと考えられます。
数時間後に症状が出る場合もあります。飲んでいる最中は特に問題を感じなくても、お酒を飲み終わって帰宅した後や、就寝前になってかゆみが強くなることがあります。
翌日まで症状が持続する場合もあります。お酒を飲んだ夜だけでなく、翌朝や翌日の日中まで、かゆみや赤み、乾燥などの症状が続く場合があります。特に、大量にお酒を飲んだ場合や、体調が優れない時には、影響が長引く可能性があります。
症状の持続期間も個人差が大きく、数時間で治まる方もいれば、数日間症状が続く方もいらっしゃいます。掻いて皮膚を傷つけてしまった場合には、その傷が治るまで症状が長引く可能性があります。
お酒を飲むと数十分から数時間後にかゆみや赤みが現れやすく、持続期間には個人差があります。
お酒による症状悪化を防ぐために、次に飲む際の注意点について説明いたします。
アトピー性皮膚炎の方がお酒を飲む際の注意点
症状が安定している時に適量を守り、飲む前後の保湿を心がけ、症状が悪化している時期は控えることが推奨されます。
飲酒量の目安について、アトピー性皮膚炎の方がお酒を飲む場合には、一般的な適量よりもさらに控えめにすることが推奨されます。厚生労働省が示す「節度ある適度な飲酒」は、1日平均純アルコールで約20g程度とされていますが、アトピー性皮膚炎の方はこれよりも少なめを目安にすることが望ましいとされています。
具体的には、ビールなら中ビン1本(500ml)程度、日本酒なら1合程度、ワインならグラス1〜2杯程度が目安となりますが、これも個人の体質や症状の状態により調整が必要です。
週に数日は休肝日を設けることも重要です。毎日お酒を飲む習慣がある方は、週に2〜3日はお酒を飲まない日を作ることで、肝臓への負担を軽減し、症状への影響も抑えられる可能性があります。
避けるべきお酒の種類として、一般的に刺激が強いとされるものがあります。アルコール度数が高いお酒は、体への影響も強いため注意が必要です。ウイスキーや焼酎などの蒸留酒をストレートで飲むことは避け、水割りやお湯割りにして薄めることが推奨されます。
糖分が多いお酒も考慮すべき点です。カクテルや甘いリキュール、梅酒などは糖分が多く含まれており、過剰な糖分摂取は炎症を促進する可能性があるとされています。
添加物が多いお酒も注意が必要です。着色料、香料、保存料などの添加物が多く含まれるお酒は、人によっては刺激となる場合があります。
比較的影響が少ないとされるお酒
個人差はありますが、比較的影響が少ないとされるお酒の種類もあります。
蒸留酒を薄めて飲む方法は、選択肢の一つです。焼酎やウイスキーを水やお湯、炭酸水で薄めることで、アルコール度数を下げ、体への負担を軽減できます。蒸留酒は醸造酒と比較して不純物が少ないため、人によっては合う場合があります。
無添加のワインや日本酒も選択肢となります。ただし、赤ワインにはヒスタミンが比較的多く含まれているため、人によってはかゆみが出やすい場合があります。白ワインの方が影響が少ない可能性がありますが、これも個人差があります。
どのお酒が自分に合うかは、実際に試してみて判断する必要があります。初めて飲むお酒は少量から試し、症状への影響を確認することが推奨されます。
お酒を飲む前後のケア
お酒を飲む前のケアとして、空腹時の飲酒は避けることが推奨されます。食事と一緒にお酒を飲むことで、アルコールの吸収が緩やかになり、血中アルコール濃度の急上昇を防ぐことができます。
お酒を飲む前に保湿をしっかり行うことも有効です。皮膚を十分に保湿しておくことで、乾燥による悪化を軽減できる可能性があります。
お酒を飲んでいる最中のケアとして、水分を十分に摂取することが重要です。お酒と一緒に水や炭酸水を飲むことで、体内の水分バランスを保ち、脱水を防ぐことができます。
ゆっくりとしたペースで飲むことも大切です。短時間に大量のお酒を飲むと、体への負担が大きくなり、症状への影響も強くなる可能性があります。
お酒を飲んだ後のケアとして、就寝前にもう一度しっかりと保湿を行うことが推奨されます。お酒により乾燥が進んでいる可能性があるため、念入りに保湿剤を塗布します。
十分な水分補給も重要です。就寝前に水を飲むことで、夜間の脱水を防ぎ、翌朝の症状を軽減できる可能性があります。
体を冷ましてから寝ることも効果的です。お酒により体温が上昇している状態で布団に入ると、かゆみが強くなる可能性があります。部屋の温度を適切に保ち、体温が落ち着いてから就寝することが推奨されます。
症状が悪化している時期には、お酒を控えることが最も重要です。炎症が強い時期、かゆみがひどい時期、掻破により皮膚が傷ついている時期などは、お酒を飲むことで症状がさらに悪化する可能性が高いため、避けることが推奨されます。
適量を守り、飲む前後の保湿と水分補給を心がけ、症状悪化時は控えることが重要です。
お酒以外にも、アトピー性皮膚炎の症状に影響を与える可能性のある食品があるので、それらについて見ていきましょう。
お酒以外でアトピー症状に影響を与える可能性のある食品
香辛料や刺激物、アレルゲンとなりやすい食品はアトピーの症状を悪化させる可能性があります。
症状に影響を与える可能性のある食品
刺激物や香辛料は、症状を悪化させる可能性があります。唐辛子、コショウ、わさび、からしなどの辛味成分は、血行を促進し体温を上昇させるため、かゆみを引き起こす可能性があります。
カフェインを多く含む飲み物も考慮すべき点です。コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなどに含まれるカフェインは、人によっては刺激となる場合があります。過剰摂取は避けることが推奨されます。
加工食品に含まれる添加物も注意が必要です。着色料、保存料、人工甘味料などの添加物が、人によっては症状の悪化要因となる場合があります。
アレルゲンとなりやすい食品について、アトピー性皮膚炎の方の中には、特定の食品に対するアレルギーを持つ方もいらっしゃいます。卵、牛乳、小麦、大豆、ナッツ類、甲殻類、魚類などが、一般的にアレルゲンとなりやすい食品として知られています。
ただし、全てのアトピー性皮膚炎の方が食物アレルギーを持つわけではありません。また、アレルゲンとなる食品は人により異なります。自己判断で極端な食事制限を行うことは、栄養バランスを崩す可能性があるため避けるべきとされています。
食物アレルギーが疑われる場合には、医療機関で適切な検査を受け、アレルゲンを特定することが重要です。確実にアレルゲンと診断された食品のみを除去し、それ以外は通常通り摂取することが推奨されます。
ヒスタミンを多く含む食品も考慮すべき点です。トマト、ほうれん草、なす、発酵食品、熟成したチーズ、加工肉などには、ヒスタミンが比較的多く含まれています。ヒスタミンはかゆみを引き起こす物質であるため、これらの食品を大量に摂取すると症状に影響を与える可能性があります。
糖分の過剰摂取も注意が必要です。砂糖や甘いお菓子、清涼飲料水などに含まれる糖分を過剰に摂取すると、炎症を促進する可能性があるとされています。
トランス脂肪酸や酸化した油も避けることが推奨されます。マーガリン、ショートニング、揚げ物、スナック菓子などに含まれるトランス脂肪酸や酸化した油は、炎症を促進する可能性があるため、摂取を控えることが望ましいとされています。
食生活全般の注意点として、バランスの取れた食事を心がけることが基本です。特定の食品を極端に避けたり、偏った食事をしたりすることは、栄養不足を招き、かえって症状を悪化させる可能性があります。
野菜、果物、良質なタンパク質、オメガ3脂肪酸を含む魚、全粒穀物などをバランスよく摂取することで、皮膚の健康維持に必要な栄養素を確保できます。
水分を十分に摂取することも重要です。適切な水分摂取により、皮膚の水分保持能力を保ち、乾燥を防ぐことができます。
規則正しい食事時間を保つことも、体内リズムを整え、症状の安定につながる可能性があります。
刺激物や香辛料、添加物の多い食品、アレルゲンとなる食品はアトピーの症状を悪化させる可能性があります。
お酒や食品によりアトピーの症状が悪化した場合の対処法について、最後に説明いたします。
お酒を飲んで症状が悪化した場合の対処法と受診のタイミング
お酒で症状が悪化した場合は水分補給と保湿を行い、強い症状が続く場合は早めにご相談ください。
応急的なケア方法として、お酒を飲んで症状が悪化した場合には、まず水分を十分に摂取することが重要です。水や麦茶などのノンカフェイン飲料を飲むことで、体内のアルコール濃度を下げ、脱水を防ぐことができます。
保湿剤をしっかり塗布することも効果的です。かゆみが強い部位や乾燥している部位に、念入りに保湿剤を塗ります。医師から処方されている外用薬がある場合には、指示通りに使用します。
体を冷ますことも有効です。濡れタオルで首や額を冷やしたり、部屋の温度を下げたりすることで、体温の上昇によるかゆみを軽減できる可能性があります。
掻かないように注意することが重要です。かゆみが強くても、掻いてしまうと皮膚を傷つけ、症状をさらに悪化させます。爪を短く切る、手袋をするなどの対策も有効です。
シャワーで汗を流すことも効果的な場合があります。ただし、お湯の温度は38度程度のぬるめに設定し、強くこすらないよう注意が必要です。
早期受診が必要な症状として、お酒を飲んだ後に以下のような症状が現れた場合には、早めに医療機関を受診することが推奨されます。広範囲に強い赤みや腫れが出現した場合、かゆみが非常に強く、掻破により皮膚が傷ついている場合、じくじくとした滲出液が出ている場合などです。
呼吸困難、めまい、吐き気、全身の蕁麻疹などの症状が現れた場合には、アナフィラキシーなどの重篤なアレルギー反応の可能性もあるため、直ちに医療機関を受診するか、救急車を呼ぶことが必要です。
数日経っても症状が改善しない場合や、症状が徐々に悪化している場合にも、受診が推奨されます。
日常的な症状管理の重要性として、お酒による症状悪化を経験した場合には、今後のお酒との付き合い方を見直すことが重要です。どのような種類のお酒で、どれくらいの量を飲んだ時に症状が悪化したかを記録しておくと、今後の参考になります。
症状が安定している時期を維持するために、日常的なスキンケアを継続することが最も重要です。保湿を中心とした基本的なケアを怠らず、医師から処方された薬を適切に使用することで、症状の悪化を防ぐことができます。
ストレス管理や十分な睡眠も、症状の安定に重要な要素です。お酒に頼らずにストレスを解消する方法を見つけることも、長期的な症状管理に役立ちます。
お酒との付き合い方の見直しとして、お酒を飲むことで必ず症状が悪化する方は、飲酒を控えることが最も確実な対策です。社交の場などでお酒を勧められた場合には、健康上の理由で控えていることを伝えることも一つの方法です。
ノンアルコール飲料を利用することも選択肢です。近年はノンアルコールビールやノンアルコールカクテルなど、様々な種類のノンアルコール飲料が販売されています。これらを利用することで、お酒の席でも楽しみながら症状悪化を避けることができます。
定期的に医療機関を受診し、症状の経過や生活習慣について相談することで、より適切な管理方法を見つけることができます。お酒と症状の関係について疑問や不安がある場合には、遠慮なくご相談いただくことが推奨されます。
お酒による症状悪化は、適切な対処と生活習慣の見直しにより、管理することが可能です。ご自身の体質や症状の状態を理解し、無理のない範囲でお酒と付き合うことが、快適な生活を送るために重要とされています。
症状悪化時は水分補給と保湿を行い、強い症状が続く場合は早めにご相談ください。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療に代わるものではありません。症状や治療に関するご相談は、医療機関にご相談ください。
監修医師

略歴
| 2014年10月 | 神戸大学博士課程入学 |
| 2019年3月 | 博士課程卒業医師免許取得 |
| 2019年4月 | 赤穂市民病院 |
| 2021年4月 | 亀田総合病院 |
| 2022年1月 | 新宿アイランド内科クリニック院長 |
| 2023年2月 | いずみホームケアクリニック |




